千葉市美術館では、2003年4月より“美術館を楽しもう”をモットーに、美術館ボランティアによる活動が行われています。ギャラリートークや鑑賞リーダー(児童・生徒の団体鑑賞のためのガイド活動)などを、美術館学芸員と共に展開しておりますが、本年度には新しいメンバーも加わり、新たな段階を迎える事になりました。
『美術館ボランティアが選ぶ千葉市美術館コレクション』展は、千葉市美術館が大切に所蔵している市民の文化財産を市民の皆さまに広く知っていただき、「より開かれた身近で親しみの持てる美術館」となって欲しいという願いをこめて、千葉市美術館の初めての試みとして、展示作品の選定からの作品紹介のリーフレットやポスター図案の作成、展示レイアウト、会場案内といった全ての分野をボランティアが中心になって進めるものです。
「私がもう一度会いたい、皆さまに是非お見せしたい」作品を、約7千点の所蔵品の中から57点を投票で選びました。