茨城県近代美術館では、1947年、常陽明治記念館内に茨城県立美術館が発足して以来の郷土作家を中心とした収集にはじまり、近現代美術の流れを概観できるよう、国内外の優れた作品の収蔵に努めてきました。本展では、現在、約1700点に及ぶ茨城県近代美術館のコレクションの中から、この10年に収集された作品を中心に、油彩画・日本画・水彩画・版画・素描、併せて54点により、近現代美術を展覧します。
主な作家は中村彝、林武、安井曾太郎、鏑木清方、小堀進、中西利雄、浜口陽三、現代の作家では玉川信一、柳田昭、小田野尚之など。