タイトル等
上村松篁展
-花鳥画の世界-
会場
北九州市立美術館分館
会期
2006-09-30~2006-11-12
休催日
会期中無休
開催時間
10時~20時(入場は19時30分まで)
観覧料
一般800(600)円 高大生600(400)円 小中生400(300)円
※( )内は、前売り及び20名以上の団体料金
主催者
北九州市立美術館 毎日新聞社
概要
花鳥画と聞いて皆さんはどんなイメージを思い浮かべるでしょうか?
花鳥画とは草花鳥虫、動物を描いた東洋画の総称です。中国では宋代初期に画題として確立し、日本では中国の花鳥画を摂取した室町時代以降、多くの作品が描かれてきました。
自然を深く愛し、生涯花鳥画を描き続けた日本画家、上松松篁は、1902年、京都市に生まれました。近代美人画の第一人者として偉業をなした上村松園を母親にもち、小さい頃から生き物が大好きだった松篁は自然と、花鳥画の世界へ入っていきます。19歳で美術工芸学校絵画科を卒業後、京都市立絵画専門学校に進むと同時に西山翠嶂に師事。
以来、帝展、新文展を舞台に伝統的な写生に根ざしながらも近代感覚溢れる花鳥画の世界を展開しました。
戦後は、新しい日本画の創造を目指して日展を離れ、新日本画団体「創造美術」(現在の
「創造会」)を結成し日本の美術界に大きな影響を与えますが、在野精神を貫く姿勢や美を追求する制作意欲は変わることなく、独自の造形世界を築きあげていきます。又、京都市立美術大学教授や日本芸術院会員なども歴任し、昭和59年には松園に続き親子二代の文化勲章受章者となっています。
本展は、奈良市内にある松伯美術館のご協力のもと、屏風、掛け軸を含め初期から晩年に至る代表作約60点を選抜し、80余年にわたる業績を辿ります。生き生きとした描写と緻密に計算された画面空間からは、穏やかな中にも心地よい緊張感を感じ取ることができ、日常生活では忘れがちな大切な何かを、そっと教えてくれているようです。
ぜひこの機会、松篁の美の世界に触れてみてはいかがでしょうか。
ホームページ
http://kmma.jp/
展覧会問合せ先
北九州市立美術館分館 Tel.093-562-3215
会場住所
〒803-0812
福岡県北九州市小倉北区室町1-1-1 リバーウォーク北九州5階
交通案内
― 西鉄バス
・市内各地より 「室町リバーウォーク前」で下車。
・「福岡天神バスセンター」から 高速バス“いとうづ号”(小倉方面行き)に乗車、「西小倉駅前」バス停で下車、徒歩2分。

― 北九州市営バス
・高須・青葉台方面、および二島方面から 10番(小倉方面行き)、大橋通りから 7・10番(小倉方面行き)、室町・リバーウォーク前で下車。
(北九州市役所止まりの場合は 北九州市役所下車、徒歩5分)

― JR
・JR 西小倉駅から 徒歩約5分
・JR 小倉駅(在来線・新幹線)から 徒歩約10分

― モノレール
・平和通り駅より 徒歩7分

― 車
・北九州都市高速道路・小倉駅北ランプから 車で5分
・北九州都市高速道路・大手町ランプから 車で5分
ホームページ
http://www.kmma.jp
福岡県北九州市小倉北区室町1-1-1 リバーウォーク北九州5階
Webcat plus 展覧会タイトル等から関連資料を連想検索