▼切手、カードゲームのカード、昔のおもちゃ、ヴィンテージ・ジーンズなど…「コレクター」は、さまざまなモノを、あるテーマや自分の視点をもって集めています。集まった「コレクション」を見ると、コレクターの好みや、それを選んだ理由を想像することができます。
今回特別に、アメリカで日本の美術作品を集めているジョー・プライスさんと悦子・プライスさんご夫妻が、コレクションの中から私たちに8件の絵を貸してくださいました。アメリカに住むプライスさんは、「ジャパニーズ・アート(日本美術)」のどんなところに注目しているのでしょうか。そんなコレクターの目で日本の絵画を見直してみると、私たちもちょっと新鮮な見方ができるかもしれません。
このように、今回の親と子のギャラリーでは、今までとはちょっとちがった切り口から日本の絵画を見てみます。そのために、鑑賞ツールを用意するなどさまざまな工夫をこらしました。展示を楽しんだあとは、みなさんそれぞれの見方で、日本の美術とつきあってみてください。展示に加えて、関連プログラムにも参加して、日本絵画の面白さをじっくり味わってみてください。