この秋「ベルギー王立美術館展」が国立西洋美術館(東京・上野)で開催されます。
同国最大の美術館から、油彩・素描計109点が勢ぞろいし、400年に及ぶベルギー絵画の歴史をたどる展覧会です。
日本発公開となるブリューゲル(父)(?)の《イカロスの墜落》、マグリットの《光の帝国》をはじめとする傑作が出品されます。古典部門ではブリューゲルのほか、ルーベンス、ヨルダーンス、ヴァン・ダイクなどフランドルの巨匠たちの作品が、近代部門ではクノップフ、アンソール、デルヴォーなど19~20世紀の名作がお目見えします。
EU本部が置かれ、チョコレートやビールでも知られる魅力溢れる国―。
「ベルギー王立美術館」は、首都ブリュッセルにあり、15世紀から20世紀までの名品約
2万点が収蔵されています。同館所蔵の作品をこれだけの規模により日本で公開するのは初めてで、ベルギー美術の魅力を余すところなくお楽しみいただける絶好の機会となります。