損保ジャパン東郷青児美術館では、2006年7月8日(土)から9月3日(日)まで、アメリカにおける1960年代初めのポップアート幕開けから今現在の若手アーティストまでの展開を紹介する「JOY POP! ポップアート1960’s→2000’s リキテンスタイン、ウォーホルから最新の若手まで」を開催いたします。
ポップアートは1960年代初めのアメリカで、キャンベル・スープ缶などの日用品を描くアンディ・ウォーホルとマンガの一コマを描くロイ・リキテンスタインという二大スターの登場により、熱狂的に一般大衆に受け入れられ世界中に広まっていきました。その後半世紀近くの間、現代アートが多様化していく中でも、その遺伝子は脈々と続いており、それを受け継いだ作家が今のアート・シーンで注目されています。日本でも、Jポップといわれる村上隆などの活躍は耳目に新しいところです。
1960年代ポップアートをリアルタイムで体験された世代の方々には、懐かしさと同時に今なお色あせない新鮮さとパワーを感じていただけると思います。また、インターネット世代を中心に手ごろなアートを買い求めて楽しむという風潮も広がる今、若い世代の方々にもぜひ見ていただきたい展覧会です。誰でもが楽しめるアート-それがポップアートです。