第一部「ネットワーク時代の発想と実践ム見知らぬ社会を発見するために」
モバイルやユビキタス・ネットワーク時代には,グローバルとローカルの双方に向けて同時に発信することが可能です.個人から生まれた発想がネットワークのつながりの中ではぐくまれていくことで,社会は広く開かれていくのではないでしょうか.そこでは創造の原点を自身に求めながら社会に拡張していく表現や,社会や技術の中に創造のきっかけを発見するアプローチを見ることができます.従来の領域を超えた活動によって日本を刺激し続けている方々に,創造力が広げる新たな社会の可能性についてお話しいただきます.
日時:6月17日(土)午後3時―5時
会場:ICCギャラリーA
定員:400名(当日先着順)
入場:無料
インゴ・ギュンター(メディア・アーティスト/東京芸術大学音楽環境創造科客員教授)
鳥海希世子(湘南市民テレビ局,東京大学大学院博士課程)
司会:水越伸(メディア論/東京大学大学院情報学環助教授)
第二部「創造の未来ムメディア・アートを超えて」
技術はそれを創造的に転用するユニークなアーティストによって,文化を創出し社会を豊かにします.そこではネットワーク時代における情報の共有や改変,コラボレーションそしてインタラクションのあり方が批評的直感とともに実践され,公共空間でのプロジェクトやフィジカル・コンピューティングをはじめとした新たな実験やコミュニティを生み出しています.異なるメディアを自由に横断し,個人や空間を超えて開かれはじめた創造の現在と未来についてお話しいただきます.
日時:6月17日(土)午後6時―8時
会場:ICCギャラリーA
定員:400名(当日先着順)
入場:無料
ウスマン・ハック(メディア・アーティスト)
エキソニモ(ハッカー・アート・ユニット)
久保田晃弘(サウンド・アーティスト/多摩美術大学情報デザイン学科教授)
ラファエル・ロサノ=ヘメル(メディア・アーティスト)※ネット中継による参加
司会:四方幸子(ICC学芸員)