タイトル等
三つの個展:伊藤存、今村源、須田悦弘
会場
国立国際美術館
会期
2006-06-27~2006-09-18
休催日
毎週月曜日(ただし、7月17日(月・祝)と9月18日(月・祝)は開館、7月18日(火)休館)
開催時間
午前10時~午後5時
金曜日は午後7時
(入館は閉館の30分前まで)
観覧料
一般 当日830円 前売券 700円 団体券560円
大学生 当日450円 前売券 350円 団体券250円
高校生 当日250円 前売券 200円 団体券130円
※団体券は20名以上
主催者
国立国際美術館
概要
国立国際美術館では、中之島へ移転する前の万博記念公園時代、現代美術のこれからを担う中堅・若手作家による「近作展」をたびたび開催しました。今回の三つの個展は、かつての「近作展」を三つ同時に開催するような企画になります。
年長の今村源(1957年生まれ)は、日用品に巧みに手を加えたオブジェを制作するとともに、近年はアルミニウムのパイプをつなげて浮遊感あふれる空間を作り出しています。須田悦弘(1969年生まれ)は、植物を精巧に造形した木彫で知られますが、作品を古美術と並べて見せたり、思いがけない場所に設置するなど、作品の置かれる空間との関係を慎重に吟味した仕事を繰り広げています。最も若い伊藤存(1971年生まれ)は、刺繍という手法を用いて特異な時空表現を生み出すと同時に、その糸から紡ぎ出される世界をアニメーション作品にも展開し、注目を集めています。
この三人は、いずれも一般的な意味での絵画や彫刻の約束事に縛られることのない、きわめて自由な世界を展開している美術家です。通常の企画展のように特定のテーマに基づいて選ばれたわけではありませんが、そのユニークな個性の偶然の出会いのなかに、どこか緩やかにつながる組み合わせの妙が感じられないでしょうか。
たとえば、須田悦弘の植物が葉や花の部分に鮮やかに形にしているとすれば、今村源の設置作品は、植物の茎や葉脈が成長し、増殖し、拡張する姿を想起されます。一方、伊藤存の刺繍は、あたかも普段は見えない植物の根のからまりをその裏面に隠す、不思議な質感の線描とも言えましょう。
地下三階の広い展示室を三分割して、新作と近作を中心に、それぞれの作品が有機的につながり、かつ互いに共鳴しあう展示空間を演出します。
ホームページ
http://www.nmao.go.jp/
展覧会問合せ先
06-6447-4680(代)
会場住所
〒530-0005
大阪府大阪市北区中之島4-2-55
交通案内
電車をご利用の場合

■京阪
中之島線 渡辺橋駅(2番出口)より 南西へ徒歩約5分
淀屋橋駅(7番出口)より土佐堀川を越え 西へ徒歩約15分

■地下鉄
四つ橋線 肥後橋駅(3番出口)より 西へ徒歩約10分
御堂筋線 淀屋橋駅(7番出口)より 土佐堀川を越え西へ徒歩約15分

■JR
大阪環状線 福島駅 / 東西線 新福島駅(2番出口)より 南へ徒歩約10分
大阪駅より 南西へ徒歩約20分

■阪神
福島駅より 南へ徒歩約10分

■阪急
梅田駅より 南西へ徒歩約20分

バスをご利用の場合

■中之島ループバス「ふらら」
淀屋橋駅(4番出口) 西へ100メートル 「淀屋橋」(土佐堀通/住友ビル一号館前)より 「市立科学館・国立国際美術館前」下車すぐ

■市バス
JR大阪駅前より53号・75号系統で「田蓑橋」下車、南西へ徒歩約3分

※美術館には専用駐車場はありません。
ご来館は、電車・バス等をご利用ください。
心身に障害のある方で車でのご来館を希望される場合は、美術館北側の有料駐車場をご利用いただきますようお願いします。
ホームページ
http://www.nmao.go.jp/
大阪府大阪市北区中之島4-2-55
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