双子の兄弟アーティストである田島征彦・征三氏は幼少期から高校卒業までを高知県で過ごしました。兄・征彦氏は京都市立美術大学染織図案科、弟・征三氏は多摩美術大学デザイン科に進学します。
彼らは絵本作家として良く知られています(征彦氏「じごくのそうべえ」「祇園祭」など、征三氏「しばてん」「ちからたろう」など)が、本展では、現代アーティストとして、多彩な作品を紹介しようというものです。征彦氏はダイナミックな染色作品や版画作品を制作、征三氏は木の実や流木によるオブジェやインスタレーションを発表しています。
同じ地点から出発し、それぞれ独自の表現活動を行う二人の“今まで”と“これから”を展覧いたします。