タイトル等
家族の情景展
―日本の家族を考える―
会場
茨城県近代美術館
会期
2006-09-16~2006-11-05
休催日
月曜日(祝祭日の場合は翌日休館)
開催時間
午前9時30分~午後5時
11月3日を除く毎週金曜日は午後8時まで(入場は閉館の30分前まで)
観覧料
一般830(700)円 高大生580(470)円 小中生350(230円)
( )内は20名以上の団体および入館割引券料金。
昭和13年4月1日以前にお生まれの方は入場無料。
毎週土曜日高校生以下入場無料。
主催者
茨城県近代美術館
概要
画家はなぜ家族をモデルした作品を描くのでしょうか?家族とは画家にとってどんな存在でしょうか?大正から昭和戦前期に至る家族像を見渡すと、子供を中心とした母子像や愛情に満ちあふれた団らんの光景、家族をいとおしむ視線の感じられる作品が多くあります。
また、戦争中に自分も家族も明日の命が保証されない状況の中で、家族像を制作し続けた作者もいました。そうした作品からは制作された当時の世相や風俗のみならず、作者の家族観や人生観など様々な背景をうかがうことができます。
愛情に満ちた家族像は昭和の戦後にも引き続き描かれますが、一方で家族をテーマとしながらも孤独感を表現した家族像が多くみられるようになります。その背景には近代以降の家族の形が家名や財産を受け継ぐ「家」から、単に親と夫婦と子供からなる「家族」、さらに夫婦を子供だけの「核家族」へと変化してきたことが理由としてあげられます。
昭和後期から現在に至る家族像にも、こうした家族観が反映されることとなったのですが、「核家族」よりもさらに単位の小さい「個」という単位まで行きつきながらも、そこには逆に切っても切れない家族との関係を自覚し、新しい共生のかたちを模索する様子をうかがうことができます。
本展では、洋画、日本画、版画、彫刻、写真などの作品約100点により、さまざまな家族像を紹介いたします。時代を追って変わっていく家族像、逆に変わることのない家族の普遍性について思いめぐらせる機会をなれば幸いです。
ホームページ
http://www.modernart.museum.ibk.ed.jp/
展覧会問合せ先
茨城県近代美術館Tel.029-243-5111
会場住所
〒310-0851
茨城県水戸市千波町東久保666-1
交通案内
【電車・高速バスをご利用の場合】
■水戸駅まで
◎ 電車 /
上野駅から JR常磐線、特急列車で約1時間、JR水戸駅下車。
◎ 高速バス /
JR東京駅 八重洲南口バスターミナルから、JR水戸駅まで約2時間。

■水戸駅から
◎ 徒歩 /
水戸駅南口から 約20分。
◎ バス /
水戸駅北口⑧番のりばから乗車約5分、「文化センター入口」にて下車。
◎ タクシー /
水戸駅南口から 約5分。

【車をご利用の場合】
常磐自動車道
水戸インターから、国道50号バイパス経由、約20分。
北関東自動車道
茨城町東インターから 約15分。
ホームページ
https://www.modernart.museum.ibk.ed.jp/
茨城県水戸市千波町東久保666-1
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