タイトル等
NIPPONの美
~切手・葉書原画でたどる日本美術~
会場
逓信総合博物館(ていぱーく)
会期
2006-06-03~2006-07-17
休催日
月曜 ただし7月17日は開館
開催時間
9:00~16:30(入館は16:00まで)
観覧料
大人110円 小・中・高校生50円(小・中・高校生は日曜・祝日は無料)
主催者
日本郵政公社郵政資料館
概要
(1) 切手でみる日本の美術
美術作品を図案とした切手で、日本美術の歴史を先史から江戸時代までたどります。展示では、国宝シリーズや切手趣味週間などの切手のほか、切手のデザイン画である「レイアウト下図」も紹介します。
(2) 郵便の創業と近代美術
◆明治時代の切手・葉書と美術
明治4年に郵便が創業され、切手・葉書の発行が始まりました。また、明治期に誕生した近代美術の名作は近代美術シリーズをはじめとする切手になっています。展示では、近代美術の流れをご覧いただきながら当時の切手・葉書を紹介します。
◆近代化の中の伝統美
切手趣味週間切手に登場した、橋口五葉や鳥居言人らによる「新版画」の世界は、近代的な雰囲気の中に日本の伝統である木版画の技術を巧みに用いています。また、逓信省(現在の日本郵政公社)では、記念絵葉書の制作に伝統的な木版多色刷りの技術を用いました。近代化の中で輝く日本の木版画の伝統美をご紹介します。
(3) 現代の美術と切手・葉書
◆最後の記念絵葉書の発行
「日本国憲法公布記念絵葉書」は、川端龍子、藤田嗣治、石井柏亭が原画を描いた絵葉書3枚組で1946年に発行されました。以後、記念絵葉書の発行は行われていませんが、その陰には不発行となった絵葉書がありました。この不発行絵葉書原画は、上村松園、宮本三郎、川合玉堂によるものでした。展示では、この不発行絵葉書原画や記念絵葉書原画をご紹介します。
◆切手を描く日本画家たち
近年、多くの画家が切手・葉書原画を描いています。特にその中でも、森田曠平、後藤純男、松尾敏男らをはじめとする現代の日本画家が原画を手掛けた「奥の細道シリーズ」切手原画を展示します。
◆夏を彩る便り
毎年発行されている暑中見舞葉書の裏面には、季節感のある絵が添えられてきました。最初に発行された昭和25年の暑中見舞葉書の原画は、石井柏亭、川端龍子、川島理一郎、宮本三郎、吉岡堅二らが手掛けました。今回は展覧会の会期である初夏に合わせて、初期の暑中見舞葉書を中心に原画を展示します。
ホームページ
http://www.teipark.jp/
展覧会問合せ先
03-3244-6811(総合案内)
会場住所
〒100-0004
東京都千代田区大手町2-3-1
交通案内
地下鉄:大手町駅下車A4・A5出口徒歩1分
JR線:東京駅下車丸の内北口から徒歩10分
東京都千代田区大手町2-3-1
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