「まてど暮せど来ぬ人を…」竹久夢二の名とともに、多くの方が思い浮かべる「宵待草」に代表されるように、夢二はその生涯に数多くの詩を遺しました。「宵待草」を世に広めた、セノオ楽譜は、夢二が280点にものぼる表紙絵を描いたことで有名ですが、夢二が作詩を手がけた曲も発行しています。
本展では、当館コレクションによる作品や資料から、夢二芸術に欠かせない要素である“詩”の心に触れていただきたいと存じます。
第4回となる夢二郷土美術館文化講座では、国際的なギタリスト・中林淳真氏の奏でるギターの調べにのせて、当館スタッフの朗読による「夢二の詩」をお届けいたします。